うちの工務店は 本体が材木屋なので、事務所が 木材のショールームも兼ねています。
我が家の床材が 無垢の サクラ であることは、以前 お話ししましたが
「サクラって言っても いろんな種類が ありますからね~。
本決定の前に、もう一回 見に来て下さい」
と、Tさんから言われていたのです。
サクラ材を選ぶにあたって、ひとつ 気になっていたことがあったので、
その辺りを中心に じっくりと見てきました。
実は、コメント欄などで 仲良くさせて頂いている Horn!さん の
こちらの記事 を読んで はじめて、
サクラは 黄色っぽく経年変化する ということを知りまして…
(Horn!さん、勝手に すみません ;)
Horn!さんも仰っているように、黄色と言っても 飴色っぽい変化のことで
節がある木だと それも いい感じに見えるようなんですが、
サクラは ほとんど節が無いので、のっぺりした感じに 見えてしまうらしいんですね~ ;;
この辺りは、人によって 感じ方に違いがあると思いますが、
私も 「サクラ材 経年変化」 などで検索してみて、出てきた画像を いろいろ拝見して
「確かに…」 と思ってしまったのです (ノД`)・゜・。
では、いざ サクラ材見学!!
これは 「山桜」。
左2本が無塗装、右2本がオイル塗装した状態で、どちらも 3年ほど置いた状態だとか。

んー… 確かに 黄色っぽいですね~。 ネットで検索した感じに 近いかも。
(思ったほどは 気になりませんでしたが)
続いて 左から 「水目桜」 と 「樺桜」。

置いてある年数は 山桜と一緒だそうですが、おや? こちらは 黄色くないような。
材木部の担当者の方 いわく
「種類にも よりますけど、サクラは 赤っぽく変化するものと
黄色っぽく変化するものが ありますね」
とのこと。 この色合いだったら、全然 嫌じゃない… むしろ 好き!!
赤みが強い 水目桜も、雰囲気が出て いいなぁと思ったのですが
樺桜の 自然な経年変化の感じが、自分には 一番しっくりくる気がしたので、
我が家のフローリングは 「樺桜」 に 正式決定しました -☆★
ちなみに、これが 3種類 並んだ写真。

微妙な色の違いが お分かりいただけますでしょうか…
ちなみに 「樺桜」 というのが 「サクラっぽい樺」 であることは 知っていましたが、
今回 見たサクラ材には ほとんど
『樺(バーチ)等で流通している木の、芯に近い赤身部分を選別したもの』
という説明書きが貼ってありました ;;
材木の流通名称というのは 品種によって決まるとは限らず、
サクラっぽい見た目の物なら 「○○桜」 などと 呼ばれるらしい(?)です (*_*)
(詳しく聞かなかったので、適当な説明で すみません ;)
一応、ナラやクリなども 見せて頂きましたが、こちらは まさに “飴色” な感じですね。
節や木目が くっきりしているので、味わいがあります。

それと、もうひとつの問題が 「塗装をどうするか」 ということ。
工務店デフォルトの 蜜蝋ワックス から、オイル仕上げ にしたいと
以前から お願いしていたのですが、
「蜜蝋なら 掃除屋さんに、クリーニングのついでに チャチャッと塗ってもらえます。
オイルは、専門の塗装屋さんに お願いするので、高くなりますよ」
(※ うちの工務店の場合)
と 言われておりまして (-_-;)
でもでも、剥げたときに 木材が傷む恐れのある ワックスよりも
木材自体に浸透する オイルの方がいいなー… と、私としては 思っているんです。
ここは フローリングのグレードを下げてでも、オイル仕上げを採用したい!!
そう話すと、同じ樺桜でも 木と木の継ぎ目の長さが不揃いな
いわゆる 「乱尺」 を 勧められました。

見た感じ、私は 乱尺でも気にならなかったので これで行くことに。
これで少しは 見積もりが下がるといいのですが… ;;
それと 「クロスと色味を合わせたいので、フローリングのサンプルを下さい」 と
お願いしたところ、こころよく 譲ってもらいました。
しかも、その辺に転がっていた リボス(クリア)の小瓶まで…
どんな感じか 塗ってみて下さいね~ とのことで、これは ありがたい!!
後で 試してみようと思います (*^_^*)

お土産まで貰った上に、その後は Tさん&S氏と こってり打ち合わせをして ;;
密度の高い、満足な訪問でございました。
さてさて 今日は、約1週間ぶりに 現場に行けましたので
次は、工事の記事を書こうと思いますー。 なるべく 早く上げたいー…
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