息子と一緒に 2回目のST (言語療法) を受けてきました。
今回やったのは
① 転がしたビー玉をキャッチ → 瓶に入れる
先生が、テーブルの上で
1個~数個のビー玉を 息子に向かって
転がすので それをキャッチ。

キャッチしたビー玉は、
息子自身が 瓶に入れていきます。

先生が「お片付けして」と言っても反応が無く
私が「ナイナイして」と言うと
ようやく 瓶に入れ始めました (´_`。)
いつも使っている言葉でないと
息子には 通じないのでしょうね ;;
② サボテン型の積み木
多分、これと同じ物かな??
土台となるサボテンの穴に
次々と ピースを継ぎ足していくのですが、
バランスが悪いと崩れてしまいます。
息子は 同じ方向にばかり
ピースを挿してしまいがちでしたが、
先生が「ここに入れてね」と
入れる穴を指さしながら誘導すると、
きちんと入れることが出来ました。
③ 果物の型はめパズル
まったく同じ物ではないですが、こういうヤツ。
まず、描かれている果物の名前を
最初に当てていきます。

洋ナシとか、ふだん食べない物は
言えてませんでしたが
大体の果物は 言うことが出来ました ♪♪
前回は 型はめに苦心していましたが、
家でもパズルに励んだ効果があったのか??
合わなければ 自分で向きを変えながら
何とか成功させていました。
④ リング通し
これも、同じ物ではないですが
こんな感じの玩具を使っていましたっけ。
5色のリングを、色別に
それぞれの棒に 通していきます。
息子、わりと テキパキこなすことができ
それぞれの色の名前も
きちんと答えられていました。
この課題の最中、先生が何度か
息子に向かって「いっぱーい」と話しかけると
息子も「いっぱーい」と返していました。

3回目くらいで、先生が「いっ…」と言うと
息子は「いっぱーい」と返します。
これは どうやら、先生が
息子の “言葉を模倣する能力” を
見ていたっぽいですね (推測です)。
⑤ 絵カード
色々な果物の絵カードが
2枚ずつのセットになった物を出してきて、

最初は それぞれの名前を言わせます。
その後、息子の手元に 別々のカードを2枚並べて
先生は 片方の果物のカードを持ち

「〇〇ちょうだい」と 息子に言います。
この場合、その〇〇のカードの方を選んで
渡せれば OKなワケですが…
息子、最初は 2枚とも渡そうとしたり、
はたまた違う方を渡そうとしたり。
それを見て、私は ショックを受けました ;;
家では 息子は 生後11ヶ月の頃から、
「ちょうだい」とか「リモコンちょうだい」などと言えば
物を渡してくれていたのです。
(なのに、3歳近くなるまで 2語文が出ないという…)
でも それは、あくまでも 手に持っている物 とか
目の前にある物 を渡してくれていただけで、
こんな風に 2つの物から1つを選んで 渡す
という機会は ありませんでした。
つまり『〇〇ちょうだい』と言われても
息子の中では
“〇〇” と “ちょうだい” が繋がっていなかった
ということなんですよ!!
いやー、衝撃でした。
そりゃ2語文も出ないはずだわーー (´_`。)
いくら私が「リモコンちょうだい」と言って
リモコンを取ってくれたからって、
息子にとっては「$%&’** ちょうだい」みたいな
認識でしかなかったのでしょう ;;
ちなみに リモコンが何であるかとか、
そういう認識は あります。
そこまで行けば、普通の子だったら
何となく習得できそうなことが
段階を踏まないと伝わらない辺りが
まぁ、特性なのだろうなと。
この手の衝撃は 娘のときに
嫌と言うほど味わってきたのですが…
息子に対しては、今まで
あまり 感じたことが無かったのですよね m(_ _)m
娘の言語発達は、息子とは また全然違う方向で
進化していったので参考にならず。
私のショックは 置いておくとして、
先生から 何度か説明を受けると
息子も理解したのか、
途中からは 2つの中から1つを選んで
渡すことが出来ていました。
ということは 力が無い訳ではなく、
アプローチ次第 なんだな… とガックリ ;;
その後、家でも練習するために
同じような絵カードを作ろうかな??
とも思ったのですが
ちょっと横着して、
息子の前に 彼の大好きな
トミカ と リモコン (現物) を並べて

と言ってみたところ、
最初こそ とまどっていましたが
そのうち 指示した方の物を
手渡してくれるようになりました!!
そのおかげか、たまたまかは分かりませんが
その後、息子からは 定期的に
2語文が聞かれるようになったのです。
発達凸凹の有無に関わらず、
「なかなか2語文が出ない…」と悩んでいる
親御さんがいらっしゃったら
『2つの中から1つを選ばせる』、
試してみる価値は あるかもしれません。
先生いわく、こうした勉強 (?) を
家庭で行う場合は
その子が集中できるように
なるべく部屋の隅など、
他のおもちゃが目に入らない状況で
行なった方が良いそうです。
ADHD傾向のあるお子さんにとっては
とくに有効だと思います!!
次回のSTは 2ヶ月後。
毎回、有益な内容であることは 実感しているので
言語療法の本なども読んでみようかな。
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